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昔は、「井出の池」とか、「清水の池」と呼ばれていたようですが、現在の「月不見の池」の由来は巨岩が林立し、うっそうとした古木や樹木が生えていて千年も斧を入れない密林状態となって、月も見えずまた月影を湖面に映すことも出来ない神秘的な池であると言うことから、この名が付いたと言われています。
また池の中にある岩の上に祭ってある弁財天は、元々河川の神、水の神と言われる女神でありますが、ここの弁財天は、安産・子宝の恵みを与えてくれる神様で、毎年のお祭りには多くの信者の方が参詣します。
また、御礼に名前を書いておけば、守ってもらえるし、飲んで騒いでも怪我をしないと言われています。50年ごとに開帳行事があります。
戦後になってから、池の周辺が自然を活かした指定地区に選ばれています。
『県の観光地100選』昭和30年(1955年)
『にいがた景勝』昭和58年(1983年)
『県森林浴の森100選』平成8年(1996年)
『鳥獣保護区』昭和35年(1960年)
『県野鳥保護区』昭和39年(1964年)
特に、この地区はたくさんの野鳥が生息しており、5月には毎年、下早川小探鳥会が行われています。 |
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